最近世間を賑わせている財務省の文書改ざん事件

ルールを守らせるべき公務員がルールを無視する。

総理大臣をはじめ、いい大人が「言い訳」に終始する。

これほど見苦しいことはありません。

大人が責任を取らない社会

子どもたちはどう見ているのでしょうか?

私たちは親から

「間違ったことをしたら何て言うの?」

「『ごめんなさい』って言うんでしょ!」

と躾を受けてきたはずです。

人はミスをします。

間違いをしてしまいます。

他人事ではありません。

それでも許すことが出来ます。

ただし、その前にすべきことがあります。

それが「謝ること」です。

真摯に謝るからこそ「許そう」という気持ちになれます。

今の社会で出来る人は多くありません。

「ごめんなさい」と「申し訳ない」の違い

社会に出ると「ミスをするな」と言われるようになります。

ミスをした時に出る言葉は

「申し訳ございません」

おそらく

「ごめんなさい」

と同じように謝罪の言葉として理解している人が多いでしょう。

表面的にはそうです。

しかし、内容は全く異なります。

「申し訳」

言い換えれば「言い訳」です。

平たく言えば

「言い返せる言葉」

ということです。

つまり「申し訳ございません」とは

「あなたへ言い返せる言葉がありません」

となり、謝罪を表す言葉ではないことが分かります。

「ごめん」とは「御免」のことで

「あなたからの正式な許可」

を表す言葉であり

「なさい」とは「してください」のことです。

つまり「ごめんなさい」とは

「あなたから『許す』という許可をください」

となり、謝罪の言葉になっています。

本当に相手から許しを求めるなら

「ごめんなさい」

と言って正式な謝罪をするのが当然です。

正しい日本語の使い方です。

しかし、私たちはこう思い込まされています。

「『ごめんなさい』は子どもの使う言葉」

であると。

子どものほうが正しい日本語を使っています。

大人として恥ずかしく思わなければなりません。

子どもの世界は大人の世界の反映

いじめやいじめに起因する自殺が跡を絶ちません。

本当に悲しいことです。

ただ、いじめが無くならないのは子どもの世界が原因ではありません。

子どもは大人のマネをしているだけです。

親が周囲の人間を見下している

影では悪口を言い合っている

大人が自分の過ちに責任を取らない

その様子を見ている子どもは

「そんなことをしても許される」

と思うようになります。

「そんなこと、子どもに分かるわけがない」

と思っていませんか?

あまりにも子どもを馬鹿にしています!

子どもの感受性は大人よりも遥かに鋭く敏感です。

「言葉にしなければわからない」

というのは傲慢です。

人の考え・気持ちは言葉だけに表れません。

表情、態度、仕草、声色

言葉以外のすべてに表れています。

人には、特に子どもには察知する力があります。

「子は親の鏡」

と言います。

先人の言葉は真実を示しています。

子どもに変わってほしいと思うなら

社会が変わってほしいと思うなら

まずは自らが変わることが大切です。

社会はすぐに変わらないかもしれません。

一番身近なお子さんなら変わっていきます。

「ごめんなさい」

という正しい日本語を使える親になりましょう。