私がお話を伺うことになるのは、相談者が「迷い」の真っ只中にいらっしゃるからです。

「今のまま会社にいたくないけど、でも何をしたいのかが分からない」

「彼氏が浮気しているのはわかってるけど、別れが切り出せない」

多くの人はその迷いから目を逸らして、答えを出そうとせずに悶々と月日を過ごしてしまいます。

過ごしてしまった月日が戻らないことはわかっているはずです。

それでも、なぜ迷いの中にいることを選んでしまうのでしょうか?

「迷い」は悪いことなのか?

多くの人は怖れを感じてしまいます。

「会社を辞めることを選択する道に進んだら、何が変わってしまうのかわからない。」

「彼氏と別れてしまったら、次に素敵な男性といつ出会えるのかわからない。」

そのため、時間が過ぎれば何かが変わることを期待して、何もしないまま時を徒に過ごしてしまいます。

これは、一番本人のためになりません。

会社を辞める・辞めない、彼氏と別れる・別れないの問題ではありません。

どちらを選んだにしても、その道を開く方法を見つけることはできます。

会社に残るのであれば人間関係を改善し出世にもつながり、独立するのであれば独立に必要な心構えや人脈を構築していく。

今の彼氏の心を取り戻してさらに関係性を深めていく、別れるのであればその経験を自分の魅力に変えていく。

しかし、どちらを選ぼうか迷っている状態では、道を開く方法のきっかけすら見つけることは難しくなってしまいます。

では、なぜ「迷い」の中にいることを分かっていながら、そこから目を背けようとしてしまうのか。

それは、「迷い」が悪いことだと思い込んでいるからです。

「迷い」の中を進まなければ何も変わらない

「迷い」の正体を知ることが大切なのではありません。

そこから進もうと踏み出すことが大切です。

どちらが「正しい」のかを考えてしまったら、いつまでも前に進むことなどできません。

一歩進んで、二歩進んで、その道でないとはっきり気づいたら、元に戻ってもう一つの道を選べばいいだけです。

間違いはいつでも訂正することができます。

「失敗したら終わりだ、訂正なんてできない」

なんて思ってはいませんか?

進むと決めているからこそ訂正できるやり方が見えてきます。

要するに、「迷い」の中にいることはあなたの人生を前へ進めるためのチャンスであると思えるようになったとき、自然と道が開けていくのです。