京都への旅が終わってから3日が経ちました。

もちろん「自分自身と向き合う」ことをテーマにしていたこの旅。

最終目的地に選んだ場所は、私が思う以上に、言葉で表すことが難しいくらい多くのことを気づかせてくれたので、それを処理するために数日を要してしまいました。

この旅を終えて、言えることがあるとするならば、それは

「向き合うと決め、行動したからこそ、自分が満たされていく」

ということです。

その威容に涙した

私が選んだ最終目的地は「大神神社」

奈良県桜井市にあり、JR三輪駅から徒歩10分ほどのところにある神社です。

私の知り合いから「是非とも参拝したほうがいい」と薦められたため、以前から参拝するタイミングを狙っていたのですが、念願叶って参拝することができました。

二の鳥居と呼ばれる鳥居をくぐった瞬間から、空気が変わったのが分かりました。

参道の途中にある小さなお社にもしっかりとお参りしながら、拝殿へと辿り着きます。

普通、神社と呼ばれるところでは御神体を祀る「本殿」がありますが、大神神社には本殿はありません。

なぜなら、御神体は拝殿の背後に聳える三輪山そのものだからです。

山が御神体です。

その拝殿に辿り着いたとき、ちょうど御神事が行われていました。

その様子を遠くから眺めていると、心の奥底からこみ上げるものがあるのが分かりました。

最初はこらえていたのですが、ついにこらえきれずに泣いている自分がいました。

少なくとも30分、その場から動けませんでした。

神社を後にしても、体の芯が小刻みに揺さぶられる感覚がなかなか消えませんでした。

向き合うにはまず満たすこと

その前日、私はあるコミュニティにお邪魔していました。

いわゆる「カフェ会」ですが、地元の人たちと知り合いになりたいという単純な思いからでした。

恐る恐る感情になっていたイタリア料理店の扉を開けたのですが、主催者の方に温かく迎えていただき、参加者の皆さんともすぐに打ち解けて話すことができました。

同様の会に東京でも参加したことはありますが、東京とは違う雰囲気で

「土地が変わると、こうも変わるのか」

と時間を忘れて話している自分がいました。

その土地で生活している人と触れ合うことで、東京では得られない「温かさ」を受け取ることができた、これも貴重な体験だということができるでしょう。

 

前日に地元の人たちと触れ合って、自分の心が温かい気持ちで満たされていた、だからこそ、神社の空気に接したときに感じたものが涙を呼んだのではないでしょうか。

「向き合うためにはまず満たすこと」

それが今回の旅で得られた教訓です。