時期になると

宝くじのコマーシャルを目にします。

テレビや新聞・雑誌は

言うまでもなく

電車の車内広告でも

見かけることがあります。

有名な宝くじ売り場には

長蛇の列ができ

一人で何十枚

人によっては何百枚も

買う人がいるようです。

日常でも

こんな会話を耳にしたことは

ありませんか?

「宝くじ当たったら何を買う?」

「六本木あたりに家でも買って住もうかな」

しかし

こんなデータもあります。

高額当選者のうち

7割から8割は

その後破産しています。

信じられないですよね。

何億円ものお金を手にしながら

生活できなくなっていく

矛盾した状況になっていきます。

偶然を期待していては

宝くじが当たる確率は

飛行機事故に遭遇する

可能性よりも低いことは

よく知られています。

つまり

一生かかっても当たらないと

考えることが自然です。

ですが

こんな風に考える人がいることも

また事実です。

「だって、買わなかったら

当たらないじゃないか!」

確かに

宝くじは買わなければ当たりません。

しかし

テレビや新聞の

コマーシャルによって

宝くじを買いたいという気持ちを

煽られていることも事実です。

これを「射幸心」といいます。

風俗営業法では射幸心を

「偶然に経済的利益を

得ようとする欲心」

と定義づけています。

そうです。

方法にかかわらず

働いて得る以外の方法で

お金を得ようとすることは

すべて

「射幸心」を煽られた結果である

ということができます。

偶然にでもいいから

「あぶく銭」

を得たいという

人の飽くなき欲ということでしょうか。

でも

それで大金を得たとして

そのお金を使って

何か事業などを起こした

という話を聞いたことは

ほとんどありません。

聞く話の多くは

一晩で数百万の飲食代に使ったとか

欲しいものを買うために使ったとか

そんな話ばかりです。

あまりにも

非生産的な話だと思いませんか?

一時の欲求を満たすために

大切なお金を使ってしまう。

もし

お金に感情があるとしたら

彼らはどのように感じるでしょうか?

努力で得たお金だからこそ

親のお手伝いをして得た

100円玉

小さい頃は

宝物に思えませんでしたか?

「あれを買おう」

「これが欲しい」

などと思っても

せっかくの100円だから

一番欲しいものを買おうと

あれこれ悩んだはずです。

しかし

学生になって

日雇いバイトでもすれば

すぐにお金を手にすることができる

そんな世の中になってしまいました。

あのとき貴重に思えた100円玉も

電子マネーが普及している現代では

価値を感じることが

できにくくなってしまいました。

でも

それは自分で努力して

お金を稼ぐということを

知らないからです。

これだけ豊富に

モノがあふれている時代で

多くの人が

同じようなサービスを

提供している時代で

お金を稼ぐことは

容易いことではありません。

学生時代でも

社会人になったとしても

一から自分の力で

物を売った経験のある人は

ごくわずかです。

その経験を持っている人は

お金の使い方の良し悪しを

身をもって経験しているからこそ

生き抜いていけます。

そんな強さを

あなたも持ちたいとは思いませんか?