新年となってから半月が過ぎましたが、改めまして、あけましておめでとうございます。

昨年末から投稿が止まっておりましたが、それには理由があります。

新年を迎えるにあたり、自分の知識や経験をどのような形で提供していけばいいのか、私自身の心と向き合っていました。その時思い浮かんだのは、学生時代に受けていたいじめでした。

いじめについては、度々ニュースでも取り上げられ、時に自ら命を断ってしまうお子さんもいて言葉にならない思いになります。

「私に乗り越えられたのだから、きっと救えるお子さんもいるはずだ」

そんな強い思いが湧き起こってきました。

大切なのは親御さんの向き合い方

特に年代が下になればなるほど、お子さんの認識できる世界は小さいものです。

例えば、幼稚園・保育園や小学校低学年のお子さんであれば、知っている世界は、学校と家、親戚の人やお友達というとても狭い世界のことしか知りません。

仮に、習い事をしていればそのお教室も加わる程度です。そんな狭い席界の中でいじめが起こってしまったら、いじめられているお子さんの逃げる場は必然的に限られてしまいます。

そうです。

親御さんのいる自分の家しかありません。おじいちゃんやおばあちゃんの家が近ければ、そちらも加わるかもしれませんが、そのような場合はあまり多くありません。

となると、お子さんが頼るのはご両親しか居なくなります。

お子さんに対して、親御さんがよくやってしまうことは話半分に聞いて無意識に邪険に扱ってしまうことです。これは、日常の中だと電車内で見かけることが多くあります。

お子さん「でんしゃーーーーー!ねぇ〜ねぇ〜、あれ何の電車?」

親御さん「・・・」

お子さん「ねぇ〜ってばぁ〜!ねぇ〜、あれ〜」

親御さん「・・・さあ、もう降りるよ」

こんなやり取りを見たことはありませんか?

小さいお子さんは、自分の知らないことについて何にでも興味を持ちます。そこで親御さんが一緒に楽しめれば、お子さんの探求心や知識欲を刺激して「学ぶ」ということに抵抗がなくなります。

ところが、お子さんと一緒に楽しんでいる親御さんをあまり見かけたことがありません。スマートフォンの普及でお子さんと一緒に居てもスマホをいじってばかりいる親御さんを見かけることも多くなりました。

子どもだけの問題ではない

いじめというと、兎角いじめる側や学校の管理体制などが問題視される傾向があります。

当然、それらの問題も重要です。

しかし、いじめる側のお子さんや親御さん、あるいは学校という組織などを、言い換えれば自分以外の「他人」をあなたの手で変えることができるができると思いますか?

仮に、あなたのお子さんがいじめられていたとして、いじめたお子さんや親御さん、そして学校に対して、あなたの言っていることがどんなに素晴らしく正しいものであったとしても、その言葉で全てが変わるわけではありません。

変わるのは、相手が「私が変わらなければいけない」と思い決めたときだけです。

それは、あなたのお子さんに関しても同じです。いじめられているお子さんに対して

「強くなりなさい」「いじめられたときはこうしなさい」

と言ったところで、あなたのお子さんが「そうしよう」と思い決めなければ、変わることはできません。

つまり、自分以外の人間・組織を変えようとすることは、あなた自身が変わることよりも遥かに困難なことです。誰も自分以外の誰かに「命令」されたくはないはずですから。

ならば、あなた自身が変わることが一番の近道であるとは思いませんか?あなたのことはあなたにしか決められません。

一見お子さんのことのようであっても、その実はあなた自身のことであるということが、少しでもお分かりいただけたら幸いです。