今日のYahooニュースで見つけた記事です。

<育児>働く母親が悩む「習い事圧力」

「お子さんに習い事をさせないと置いていかれる」

「でも、仕事の上に送り迎えをするのは正直キツイ」

小さなお子さんを持つお母さんの心情をよく表しています。

私が小さいころは「そろばん」を習いました。

地方ですから、ピアノやバイオリンなどの「定番」でも教室は多くありません。

私がそろばんを習いたいと言ったのは、私の意志でした。

体験教室に友だちと行ったとき、そろばんをパチパチしながら計算することが楽しく思えたからです。

もともと、何かを続けることを苦にする性格ではなかったことも、良い方向に作用したのでしょう。

ただし、親から言われた一言は今でも覚えています。

「やるんだったら、ちゃんとやりなさい」

「いい加減なことが一番ダメだよ」

親御さんであるあなたの意志ではありませんか?

お子さんのしている習い事は、お子さんが

「私もやりたい」

と言って始めたことですか?

あなたが何度も

「あなたには無理かもしれないから止めておいたら?」

と言っても

「絶対やるの!」「ちゃんとやるから!」

と言ってあなたの話を振り切ってまで始めたことですか?

冒頭に出てきたお母さんのお話。

そこには「比較」と「競争」が隠れています。

例えば

「あの家のお子さんは3つも習い語をしているのに、うちの子は何もしていない」

「あの家の奥さんは、送り迎えを頑張っているのに、私は疲れてしまって何も出来ない」

3つも習い事をしていたら「すごい」のでしょうか?

送り迎えを頑張っていたら「すごい」のでしょうか?

あの家のお子さんも、本当は習い事なんてしたくないかもしれません。

あの家の奥さんも、本当は送り迎えなんてしたくないかもしれません。

周りから

「あの家の奥さんはすごいけど、あなたはもっと頑張りなさい」

と言われたわけでもありません。

つまり、上に挙げたことはすべてあなたの「想像」です。

本当のところは、本人にしかわからないのです。

習い事は、お子さんのために始めたのか、これでは分からなくなってしまいます。

心に刻まれる経験が大切

勘違いしてほしくないのですが、習い事を否定しているわけではありません。

そこで知り合うお友達が、一生のお友達になるかもしれないのですから。

しかし、そんなお友達には、習い事でなければ出会えないのでしょうか?

もっと言えば、掛け替えのない経験は、習い事でなくても得られるのではありませんか?

毎日辛い思いをするよりも、年に一度でも普段では体験できないことをさせてあげましょう。

国内の様々な場所へ行き、お年寄りと触れ合い、いろんなお話を聞く

それだけでもお子さんにとっては貴重な体験になるでしょう。

「田舎」ができるかもしれません。

表面的に習い事をさせても、やらなくなってしまえばすべて水の泡です。

そんな習い事であれば止めてしまいましょう。

そのお金を使って、心に刻まれる経験をさせてあげましょう。

幼い頃の体験は、本人が思う以上にその後の考え方に影響を与えます。

その体験がベースにあって習い事をするなら、意味のあるものになるでしょう。

でも、もし「親の見栄」で始めさせたのであれば、即刻止めてください。

お子さんは、あなたの自尊心を満たすための「道具」ではありません。

まずは、あなた自身を見つめ直すことから始めてください。

そうしてはじめて、自分のなすべきことが見えるようになります。