普段はいじめや家族の絆について、心理カウンセリングというものを通じてお話しています。

ですが、今日は視点を変えて、仕事と成功という観点からお話していきます。

「お母さんと子どもとの関係を話すだけじゃないんですね」

とおっしゃるかもしれませんが、普通に男女関係や職場の人間関係についてもご相談を受けます。

その一端を今日はお見せしましょう。

仕事をしているのは「何のために」ですか?

社会人を長くやっていると、こんなふうに思うことがあります。

「この仕事を定年まで続けられるんだろうか?」

あなたも思ったことはありませんか?

あなたが独身であれば転職を考えるかもしれません。

逆に、あなたに家族がいたら思いとどまるかもしれません。

いずれにしても、今の仕事に対して疑問を持っていることは確かです。

疑問を持つようになると、疑問を持つようになってしまった理由を考えてしまいがちです。

ですが、いくら理由を考えてみても

「なんか今の仕事じゃない気はするけど、じゃあ何の仕事って聞かれても・・・」

という状態になってしまうことでしょう。

そんな時に、あなた自身に尋ねるべきことはただ1つです。

「私は、一体【何のために】仕事をしているのだろうか?」

以前から感じていたことが表に出ただけ

「私は、一体【何のために】仕事をしているのだろうか?」

この疑問は、私が突然言い出したことではありません。

あなたは以前にも感じていたはずです。

でも、身の回りのことであまりにも忙しかったのではありませんか?

こなすだけで精一杯になっているうちに、忘れていただけです。

その意味では、あなたのせいではありません。

ただ、思い出していただきたいことがあります。

「今、会社が大変な時期だから辞めるわけにはいかない」とか

「家族を食わせていくために、辞められるわけがない」とか

そんな風に思い込もうとしていませんでしたか?

一時期は、思い込むことで自分の気持ちをごまかすことはできるかもしれません。

しかし、ごまかしているうちに、あなたの心は少しずつマヒしていくことになってしまいます。

「義務」や「禁止」を理由にするから辛くなる

「今、会社が大変な時期だから辞めるわけにはいかない」

これは、あなたが自分に課した「義務」です。

「家族を食わせていくために、辞められるわけがない」

これは、あなたが自分に課した「禁止」です。

誰かが、あなたに対してお願いしたわけではありません。

誰かが、あなたに対して命じたわけでもありません。

あなたが自分で決めたことです。

このように言うと、必ずと言っていいほど

「私は、別にそうしたかったわけじゃないんだ!」

と感情的に反論される方がいらっしゃいます。

でも、厳しいことを言うようで申し訳ありません。

周りがどうあろうと、あなたが選び、受け入れたんです。

その事実は変えられません。

「自分を辛くさせたのは、他ならぬ自分自身だ」

この事実を受け入れられるかどうかが、大切です。

だから自分で選び直すことができる

今は受け入れられないかもしれません。

しかし、「自分が自分を苦しめていた」という事実を受け止める。

それができたとき、自然と向き合えるようになります。

「私は、何のために仕事をしたいのだろうか?」

義務や禁止ではない、あなたが本当に大切にしたいこと。

そのために選び直すことができます。