今でこそ、私を支えてくれるスキル者集団「大森(動画)工房」の皆さんのお陰で、DVDを出せるようになりました。

でも、ここまでの道のりを思うと、様々なことが思い起こされます。

まだまだ始まったばかりではありますが、一度、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。

「血の涙」を流したあのとき

私は大学を卒業してから、ある法律事務所にパラリーガルとして勤務していました。

「【パラリーガル】って何?」

そう思われるかもしれませんが、秋篠宮眞子様とご結婚される小室さんがパラリーガルということで、注目を集めたことは記憶に新しいところでしょう。

つまり、弁護士を補佐する専門的知識を有する事務員のことです。

そのパラリーガルとして12年ほど勤務していました。

もちろん、私は弁護士になることを目指していたので、プライベートのほとんどの時間を使って勉強に勤しんでいました。

しかし、司法試験制度改革という荒波が、私の人生を変えていきます。

急激な合格者増と、法科大学院の惨状、新制度の合格者に対する法曹教育の機能不全などなど・・・たとえ合格しても弁護士が将来性のあるものとは到底感じられませんでした。

私は、法科大学院の惨状を知るにつけ、弁護士になるということへの情熱を失い、あるときボス弁に声を絞り出すようにして言いました。

「先生、もう駄目です・・・勉強やめます・・・」

法曹界の現状をよく知っていたボス弁は、私の申し出を受け入れてくれました。

転機は突然やってくる

司法試験を断念してからしばらくは、落ち着いた日常でした。

しかし、約4年半前、ボス弁から突然こんなことを言われました。

「事務所をたたむことにするから」

その一声で退職が決まってしまいました。

誤解していただきたくないので言っておきますが、私のいた事務所は個人事務所で、ボス弁と言っても80歳になろうかというおじいちゃん弁護士でした。

やはり寄る年波には勝てなかったようで、私も何かにつけお世話になっていたことから、退職することを受け入れました。

そして、退職後に転職活動を開始するのですが、1ヶ月・・・3ヶ月・・・6ヶ月・・・他の事務所を回れば回るほど、法律事務所に就職することに将来性を感じられなくなっていました。

転職活動の合間に、7,8年前から学んでいた心理学などのセミナーやワークショップに通うようになり、心に関する学びを深めていくうちに、私はこう思うようになります。

「これで身を立てていきたい」