今の時期、年代を問わず学生の受験も終盤戦になり、結果も出始めていることでしょう。

毎年、年明けのセンター試験などはニュースにも取り上げられ、「受験シーズン到来」を告げる季節の風物詩となっています。

今の時代、小学校から受験をするのも当然のことであり、いわゆる「お受験」に親子で取り組まれているご家族も多いことと思います。

中学受験から上になると、お子さんの勉強に関する実力のみでの勝負となり、本人の能力や勉強方法によって合否が決まることがほとんどです。

ところが、小学校以下の「お受験」に関して言えば、事情は異なってきます。

未就学児の能力は判断できない

小学校に上る前、6歳以下の未就学児の段階では個々の能力を判断することは極めて困難です。

未就学児の行動領域は、基本的に家と保育園(幼稚園)に限られ、社会性も十分育っているとはいえません。

両親による監護が依然として必要な年齢であり、数の数え方は分かるものの、四則演算さえ知らないことがほとんどです。

お受験に関する塾に通っていれば話は別ですが、物心ついてそれほど年月が経っていないお子さんです。

お子さんは、これからどのようにも成長していける可能性を秘めています。

その可能性を「お受験」という一つの物差しで決めてしまうことは、そのお子さんにレッテルを貼ることになり兼ねません。

だからこそ、その判断の基準として、お子さん本人よりもご両親の資質が見られることは当然のことです。

「子は親の鏡」なのですから。

だからこそ問われるのは親の資質

お子さんが受験会場で、試験官の先生に対して行儀よく応対するのはあまりにも当たり前のことです。

親やお受験塾の先生の言ったとおりにすることは、子どもとして当然のことです。

自分が行儀よくしていることで、両親や先生の笑顔につながると信じているのですから。

翻って、ご両親はどうでしょうか。

お母さんであるあなたはとうでしょうか。

お子さんの受験ばかりに気を取られて、自分自身のことをしっかりと整理することができていると確信が持てるでしょうか。

相手に知ってもらうべきは、この子の親であるあなたがどのような価値観を持ち、この子にどのような背中を見せて毎日を送ってきたのか、ということです。

誇らしいものである必要はありません。

親であっても、元気が出ないときがあります。悩むことだってあるでしょう。

「子どもにはそんな姿を見せたくない」

と思われるかもしれませんが、お子さんは見ていないようでちゃんと感じています。親がどのような状態にあるのかを。

どんなに隠したつもりでも、お子さんは感じています。それを過小評価してはいけません。

だからこそ、普段からのあなたの「在り方」が大切になってくるのです。