最近人と合う機会も増えて、自己紹介をする機会も増えました。

「セルフ・セラピスト やなぎあきらです」

から始まるのは当然として、私に自己紹介してくださる皆さんのお話を聴いていると、今まで出会ったことのない業種・職種ということもあり、興味をそそられます。

私の知らない世界のお話でもあるので、お話自体はとてもためになることもあります。

ただ、そうしたお話をきている上で気づいたことも多くあります。

ほとんどの人が「自分目線」で語ってしまう

自己紹介の定番といえば「肩書・名前・職業」から入ることです。

もちろん、私もそうです。そこから入らないと一体自分が何物か、相手に伝わらないですからね。

大切なのはここからです。

会社員など、普通にお仕事をされている方は自分の趣味や最近の出来事など、いわゆる近況報告についてお話をされます。

中には「そんな活動もされているんですか!?」と思わず言いたくなるようなことをされている方もいらっしゃいます。

とはいえ、多くの場合は趣味的な話に終始します。

一方、既に独立されている、あるいは会社員でありながら副業をされている方のお話はどうか。

もちろん、「肩書・名前・職業」から始まるのですが、ここでやってしまうんです。

というか、私は「やらかしてしまった」と感じてしまいます。

なにを「やらかしてしまう」のか、とても気になると思います。

・・・

・・・

それは

・・・

「営業」をです。

「えっ、自分で商売をしているんだから、自分の商品やサービスを紹介するのは当たり前じゃないんですか?」

そうあなたは思われるかもしれません。

でも、よく考えてみてほしいのです。

今日初めて会った人から、「私の商品買ってください」と言われて果たして買う人がいるんでしょうか。

イベントなどある場所に集まっているからこそ聴いてくれはしますが、実質的には、街角でいきなり声を掛けられて「私の商品・サービスの話を聞いてください」と言って喋り出されたようなものです。

こうした「自分目線」な自己紹介では相手の心に届きません。

「他者目線」、そして「他者目線」を超える・・・

「自己紹介」って一体何のためにするのでしょうか?

転校先のクラスで初めて会うクラスメートに知ってほしいのは、「私はサッカーの大会で優勝した経験があります」ということではありませんよね。

そんなことは自然と分かることです。

そうではなくて、一番知ってほしいのは「私はこんな人で、こんなものが好きで、みんなと仲良くなりたいと思っています」ということではないでしょうか。

つまり、「私というキャラクター」を相手に分かりやすいように話してあげることです。

相手がイメージしやすいように話すことです。

それが「他者目線」ということだと私は思っています。

 

大切なのは、相手の心に「私のキャラクター」が届いた後です。

その後で「私のキャラクター」をどう活かすかが鍵になってきます。