(※2018年3月9日更新)

特に新聞や雑誌でこんな広告を見かけたことはありませんか?

「この財布を買った途端に金運が上がって、競馬で大儲けした」

「この水晶を持ち歩くようになったら、臨時収入が入るようになった」

いわゆる「開運グッズ」を宣伝しているものです。

CMだけではありません。

「知り合いから、このパワーストーンが良いって聞いたので」

と誰かからの紹介でパワーストーンのブレスレットを買っている人もいます。

私は、開運グッズそのものを否定するつもりはありません。

本人が気に入って買っているのであれば何ら問題はありません。

問題なのは

「このグッズには特別な力がある」

と思い込んでしまうことです。

その思い込みは、時にあなたの足を止めてしまうことになりかねません。

信じているのは「開運グッズ」の力ではない

広告には、こんなことが書いてあります。

「△△で修行を積んだ◯◯さんが、特別に金運が上がるように祈祷した」

「あしらってある△△は、◯◯という神様の護符で特別な力がある」

最初のうちは、「こんなの怪しいよ」と取り合うことはありません。

しかし、似たような広告を何度も見るうちに

「こんなに広告を見かけるんだから、本当に特別な力があるかもしれない」

「◯◯さんって、どこかで聞いたことあるし、信用できるかもしれない」

と思うようになってしまいます。

さらに、身近な人に同じグッズを持っている人がいて

「何となくお金の回りが良くなったかもしれないね」

という話などを聞いてしまったが最後

「じゃあ、私も買ってみようかな」

と数万円もする財布やグッズを買ってしまいます。

もうお分かりですよね。

買った人が信頼しているのは、財布やグッズそのものの特別な力ではありません。

というよりも、グッズそのものにもともと特別な力があるわけではありません。

そうです。

開運グッズについて話している人を信頼し

信頼している人の話だから買おうと決めているのです。

たとえ、見ず知らずの人でも、会う回数を重ねれば親しみを持つようになります。

会えばお互いのことについて話すのは自然な流れだからです。

会う数が多くなり、互いのことを知るようになると信頼関係が出来ていきます。

信頼しているのは、グッズの力ではありません。

紹介してくれた人との信頼関係です。

「特別な力を持つもの」は存在しない

なぜ、私たちが「特別な力を持つもの」の存在を信じてしまうのでしょうか。

それは、世の中に「わからないこと」が多いからです。

一生のうちに会うことのできる人の数

一生のうちに知ることができること

すべてに限度があります。

この「格差」を利用する人がいるという事実があります。

自分が知らないことについて、全部分かっているように話す人がいたらどうでしょうか?

信じてしまうかもしれません。

話されていることについて、自分で調べる方法を知っていないのですから。

例えば、大昔から伝えられている物語は、本当に事実を伝えているものでしょうか?

結論から言ってしまえば、それは誰にも分かりません。

しかし、後世の人間が話を大きくすることはあり得ます。

だから、話の主人公を「神様」のように扱うことはとても簡単です。

私たちは、その人が本当に「神様」のようだったのか分かりません。

確かめる方法もありません。

だから、身近な信頼できる人の言葉を信用するようになります。

その人が、「あの人は神様のようだ」と言ったらどうなるでしょうか?

あなたが、その人の言葉を「確信」として受け止めたとき

「きっと途轍もなく力を持った人なんだ」

と思い込んでしまいます。

考え抜いて行動することがお金を呼ぶ

自分の身を守るためにできること

それは

「自分で情報を集め、自分で考えること」

です。

本質は何なのかを考え抜く力を養わなければ、すぐに食い物にされてしまいます。

金運を良くするとは、棚ぼたを待つことではありません。

自分で考え動いて、自分に合ったお金の稼ぎ方を見つけることです。

自分で稼いだお金の重さを知らなければ、払ってくれる側の気持ちは分かりません。

お金を稼ぐ目的が何であれ、待っていては何も起きません。

あなたが今できることは何ですか?