セルフ・セラピー・カード、18番目のカードは「個人の神話」です。

英語でいうと「Personal Myth」です。

神話とは、本来、人を越える存在(それを神様と呼ぶことが多いのですが)に関する物語の形式をとることで、その土地の文化や伝承すべきものを伝えるものを言います。

つまり、神話には「神聖にして侵すべからざるもの」という暗黙の了解があります。

それを個人的なものに置き換えると、「自分で【これは破ってはならない】と決めてしまった事柄」、端的に言えば「ストーリー」を持っていることを示しています。

そのストーリーは今も役に立っているのか?

「ストーリー」の出来たのがいつのことであるのか、あなた自身覚えていないかもしれません。

いつのことかは覚えていなくとも、長年にわたりあなたの心に沁みついてしまった「ストーリー」は、あなたの思考や行動を司るようになっています。

「努力しても、大切なところでその成果を発揮できない自分」

「自分で確固たる考え方を持っているのに、周囲の反発を恐れて言い出せない自分」

「自分が周りから大切にされる状況になると、その人たちから離れようとする自分」

どんなストーリーであるとしても、そのストーリーはあなたの人生の一場面ではとても有効で、あなたが「危機」だと思う状況を回避するために役に立ったのかもしれません。

 

では、今この瞬間は、その時の状況と全く同じなのでしょうか?

おそらく違うはずです。

全く違う状況であるはずなのに、今もその「ストーリー」に従って考え行動してしまおうとする。

そして、そのことにさえ気づけていません。

気づくだけで全く状況は違うものになるはずなのに・・・

だからこそ自分の「パターン」を知ることが大切

ストーリーがあなた自身とほぼ一体になっている、あまりにも距離が近いために自分で気づくことはとても難しくなっています。

いわば「灯台下暗し」ともいえる状況です。

こんなとき、自分だけでいくら考えてみても、ネットで調べてみても、答えを知ることはできません。

そこに「第三者の目」を入れることが必要になってきます。

家族・友人でも、ちゃんと客観的にあなたに伝えることができる場合であればいいのかもしれません。

とはいえ、大抵の場合は、家族や友人ではあなたとの精神的距離が近すぎるので、あなたのストーリーに巻き込まれている可能性が高くなります。

客観的な「第三者の目」、それはやはりカウンセラーなど心の専門家ということになるでしょうか。

「だから私、やなぎあきらを選んでください」なんて野暮なことは言いません。

大切なのは、自分で何とかしようとせず誰かに頼ろうとすることができるかどうかです。

「できない」ことを「できない」と認めることが「本当の強さ」につながります。

認めることができたなら、そこから、大きな一歩を踏み出せるでしょう。

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