セルフ・セラピー・カード、7番目のカードは「隠れた自己」です。

私たちは、顕在意識で「こうしたい」「ああしたい」と思って、普段行動していると考えています。

例えば、スーパーやコンビニで「あれが食べたいから買おう」という日常的なものから、幾つか就職したい会社があるときに「自分の適性を考えるとこの会社に就職したほうがいい」と人生を左右する決断まで、「自分で考えて」決めていると思っています。

しかし、顕在意識で考えてられることは、ほんのわずかにしか過ぎません。

人の意識の95%以上は、潜在意識やその奥にある集合的無意識(魂の領域)に支配されているので、顕在意識で選択したことであっても、それが潜在意識や魂が望んでいないことであれば、現実にはあなたに不都合な出来事が起こり始めます。

「隠れた自己」とは「あなたの知らないあなた」

『隠れた自己』というと、何だか恐ろしい響きに聞こえるかもしれませんが、そうではありません。

『隠れた』とは、「あなたが普段の生活の中では気づくことの難しい、あなたが認識できない部分」ということです。

家族や友達から

「◯◯(あなたの名前)って、■■なところがあるよね。」

と言われて「えっ・・・」と思ったことはありませんか?私もあります。

普段は意識していないかもしれませんが、あなたは「私ってこんな人」というイメージを持っています。そのイメージは、それまでのあなた自身の言動から積み重ねられてきたものなので、ある程度固定化しています。

だからこそ、「■■だ」と言われたことに対して、一瞬言葉が詰まるような何とも言えない感覚に襲われます。

普段の生活の中では、無意識に自分の見たいところ、聞きたいところに焦点を当てているので、それ以外の部分については記憶から消去しようとします。

しかし、家族や友達は、あなたとの心理的距離が近く接する時間が長いので、あなたが意識の外に追いやっている部分についてもしっかりと覚えています。

つまり、あなたがいくら無意識に記憶から消去しようと試みても、周りに人たちの記憶までは消せないので、あなたの隠れた部分としっかりと向き合わされることになります。

思っているよりも「枠」は広い

あなたの思っている「私ってこんな人」という「枠」は、周りから見ればあまりにも狭く、あなたという存在のすべてを表していないように見えてしまいます。

中には、あなたが一生人には見せたくないネガティブな部分もあることでしょう。

しかし、見方を変えれば、あなたがそれまで認識できていなかったあなた自身の「可能性」が、周りからは見えているということができます。

つまり、あなたの眠っている「才能」に光を当てることが大切になってきます。

といっても、それまであなた自身でも認識できていなかったのですから、自分にどんな「才能」があるのか分からなくて困ってしまうかもしれません。

そんなときは周りの人を頼りましょう。家族や友達に聞いてみるのです。

それが恥ずかしいならば、私のような専門家に相談することで、今までの人生の棚卸しをすることもいいでしょう。

あなたの辿ってきた道を深く掘り起こすことで、あなたが本当に感じていたこと、抱いていた願い、それらに気づくことが出来るようになります。

そして、新たな一歩を歩み出せるのです。