セルフ・セラピー・カード、8番目のカードは「死の誘惑」です。

「なぜこんなことばかりが続くんだろう」

と、あなたの思う通りに物事が進まなくなったことはありませんか?

思うとおりに進まないことに対する「怒り」や、自分だけがそんな状況に置き去りにされたような「悲しみ」が、日を追うことに蓄積されていきます。

その「怒り」や「悲しみ」を紛らわせようと、楽しいと思えることをしたり、友達と飲みに行ったり、いろんなことを試してみたものの、ほんの一時しか気を紛らわすことが出来ず、部屋に戻るとすぐに落ち込んでしまう。

そして、日常では相変わらず「何でこんなことになるんだ」というような出来事が続いて起こる。

そんな状況が続くと、あなたはこう思うようになることでしょう。

「もう生きていても仕方ない」

「死んだほうが楽になれるかも」

それが「死の誘惑」です。

「じゃあどうしたらいいの?」って思いませんか?

「今までのやり方を手放すことが大切になってきますよ」

「ここを乗り越えれば、新しい人生が始まるサインです」

相談しても、こんな曖昧なことしか言われずに面談の時間が終わってしまい、カウンセリングを受けている身にしてみると

「手放せないから困っているんだけど・・・」

「こんなに辛いのに、一体どうしたら乗り越えられるっていうの・・・」

と正直思いませんか?あなたもそう思ったことがあるはずです。

私もクライアントとしてカウンセリングを受けていた時代があって、心理カウンセラーと言われる人たちに同じようなことを言われた経験があります。

でも、納得できない自分がいました。

その時の私はどうしたかのか。

まず、ひたすら今の自分の気持を表に出すことにしました。

当時はまだmixiが今のFacebookのように流行っていて、日記として書き込むことが出来たので、自分の感じていることをとにかく心の中から出しました。

そうして、mixiの日記に書き込んていくと、ある日、それを見返す瞬間が訪れます。何がきっかけになったのかは忘れましたが、とにかく過去の自分の気持を文字として客観視することができました。

また、当時知り合ったワークショップ仲間が、私の日記を見て様々なコメントを残してくれるようになり、その言葉も私の心を客観視する助けになりました。

そのうち、自分の心の中に湧き起こるものがあるのを感じます。自分の心の中から「出てきたもの」の存在を感じ始めます。

出てきたものを感じることに集中する

その「出てきたもの」が一体何なのかは、その瞬間にはわかりません。

あまりにも曖昧模糊としているので、実体がつかめないからです。

でも、それを感じているうちに、自分のことをどこか冷めた目で見ている自分がいることに気づく瞬間があります。

過去の自分を、自分の気持を、まるで他人事のように冷静に見ている自分。そのとき、私は気づきました。

「もしかして、「感情」って思っているものは、自分自身とは全く別のものかもしれない」

あなたが、本当に「死にたい」「生きていても仕方ない」と思えるような状況にあったとして、その気持ちを外に出さずにおくと、いつの間にかその思いに支配されてしまいます。

そうなってしまう前に、その思いをあなたの外へ出してあげてください。

そのときに、どんな思いであっても外に出してください。

言葉遣いなんて気にしないで、書き殴ってもいいんです。「見られたらどうしよう」なんて考えなくていいんです。

あなたの思いを否定しないでください。

「もう出てこない」そこからが勝負です。まだあなたの中に深い思いが隠れています。その思いをすべて出し切ってください。

出しきった度合いだけ、後での気づきは大きくなります。

あなたの「思い」は、あなたが経験した貴重な体験の証拠です。それを大切にしてください。