昨日17日、セルフ・セラピー・カウンセリングを実施して参りました。

面談した女性の方は、今回で3回目のカウンセリングです。最初にお会いした時、前のパートナーと別れてしまったことについて無意識に引きずっていたため、新たなパートナーも現れず、仕事にも身が入っていないような状況でした。

しかし、その後、セルフ・セラピー・カードの実践講座であるセルフ・セラピー・プラクティスを受講され、カードを通じて自分自身と向き合うことの大切さに気づき、ひたむきに実践されてきました。

その結果、2回目のカウンセリングの後に新たなパートナーと出会い、今回のカウンセリングを行ったという流れになります。

やり方よりも大切なことがある

今回印象深かったのは、彼女のご家族に対する思い、特に母親に対する深い思いでした。

彼女はいわゆる帰国子女で、お母様は外国人です。幼少期を外国で過ごしていましたが、日本人学校に通い、スラムなどの危険地帯に近づかないようご両親に守られて生活を送っていたため、日本人的なネガティブな観念を刷り込まれずに来ました。

最近パートナーを得て幸せな彼女ですが、経済的な不自由を感じ始めていました。

「もっと自分自身を成長させていきたい」「もっと多くのことを学びたい」

そのためにお金が欲しい、収入を何とか増やしたい、という思いが強くなっていました。お金がほしいとは、誰もが思っていることですから何ら不思議な事はありません。

お金がほしいと思うとき、まず私たちが考えてしまうのは「何をすれば稼げるのか」ということ、つまり「やり方・方法論」にばかり目が向いてしまいます。端的に言えば、何を「商品・サービス」として扱うかということです。

ですが、極論を申し上げれば、商品やサービスが何であろうとも、まっとうに商売をしていれば売れます。多くの人が躓いてしまうのは「何かすぐに儲かる近道があるんじゃないか」と邪な考えを持ってしまい、商品・サービスを良く見せようとするからです。

そうではなく、大切なのは、あなたが「何のために」その商品・サービスを扱っているのかという、商品・サービスに込められたあなたの「思い」です。

自分自身と深く向き合って見えてきたもの

彼女は、自分でビジネスをしようとまでは考えていませんでしたが、では、なぜそのように「お金」に対する思いが強いのかということを紐解いていったとき、出てきたのは家族(特にお母様)に対する思いでした。

外国人であったお母様は、日本社会の中で苦労をされてきました。日本語も流暢に話せるわけではなかったので、周囲とのコミュニケーションに問題を抱え、仕事をするにも一苦労だったようです。

そうしたお母様の様子を見ていた彼女は、パートナーのあるなしに関係なく「経済的に自立して生きる」ことの重要性を幼い頃から感じていました。

だからこそ、「お金がほしい」「お金についてもっと学ばないといけない」「自分をもっと成長させたい」という思いが次第に強くなってきていました。

ビジネスをしてお金を稼ぐこと、その前に、自分が「何のために」お金を稼ぎたいのか、稼いだ後にどうなりたいのかを明確にしていないと、ちょっとしたことで挫折をしてしまいビジネスをする場合であっても継続していくことは難しくなります。

その根源的な思いに気づいた彼女は、これからさらに成長されていき、自分の思いを叶えるための方法を見つけられることでしょう。