最近は、ビジネス寄りのお話になっていますが、気になさらないでください。

「こころぐせかきかえ屋」としてお話していくことは、決して変わらないので。

 

先日お話したことの中にあったドラッカーの言葉

「優れたマーケティングはセールスを不要にする」

ビジネスを志す人には馴染み深い言葉です。

ところが、今の世の中、売ろうと思ってもなかなか売れない時代です。どれだけ宣伝しても、売れないものは売れずに世の中から消えていきます。

それは、マーケティングの意味を誤解しているからです。

「買われてしまう」までの過程を心理的に見る

私たちがものを買うときは、どんな理由であれ「これを買おう」と決めて買っています。

普段の生活だと意識しにくいかもしれませんが、何気なく手にした商品、「昨日はこれは食べたからあれ」という単純な理由でもです。

私たちは、自分なりに理由をつけてものを買っています。

では、「買われてしまう」のはなぜか?

そのきっかけは「気になる」ところから始まります。

特に個人事業主や中小企業などのスモールビジネスの場合、商品やサービスそのものというよりも、扱っている人・会社のファンだから買うという心理が働きやすくなります。

極論すれば、商品やサービスの内容はどうでもいいのです。

「その人が扱っているのだから、真っ当な商品・サービスであるはずだ」

という気持ちが既に働いているからです。

その気持ちを起こさせるように、関係性をコントロールすることが大切になってきます。

コントロールといっても、操るとかそういうことではなく、気になっている事柄について徐々に情報を与えていくということを指しています。

情報が徐々に明らかになっていくことで、「この人は私の望むものを提供してくれるかもしれない」と思いはじめていきます。

そして、ファンになる瞬間が訪れます。

大切なのは現実のリアルな人間関係

多くの人が上に書いたことをネットだけで完結しようとすることです。

長いセールスページを作り、たくさんのお客様の声を集めて、いかにも自分が信用できる人物であるかのように見せようとしています。

でも、ネットはあくまでもネットでしかありません。

最終的には、実際に会ったときの雰囲気や立ち居振る舞いで判断されてしまいます。

実際に会ったときに得る情報量は、ネットだけの場合に比べたら、天と地ほども違います。

ネットでどれだけ素晴らしいことを話していても、実際に会ったときの言葉遣いなどを見れば、ネットに書いてあることの信用度は嫌でもわかります。

お付き合いを続けていけばその人の本質が見えてくるのですから、どれだけ「いい人」を演じても最後にはバレてしまいます。

最後に物を言うのは「誠実さ」であることは、人を相手にしている限り当然のことなのです。