昨日、ネットワークビジネスに勧誘されたことについてお話しました。

勧誘を受けてみて改めて思うのは、ネットワークビジネスをしている人たちは、スピリチュアルに嵌ってしまった人たちと共通点が多いということです。

改めて申し上げておきますが、私はネットワークビジネスもスピリチュアルも否定しているわけではありません。

ただし、それは個人的なものにとどめておくべきです。

「良いものだから広げよう」とか「みんなにも体験してもらいたい」と誰かを巻き込もうとするから、偏見や誤解を生んでしまいます。

特別な何かに縋ろうとすると争いを生む

有史以来、私たち日本人は「八百万の神」という概念を共通して持っています。

この世に存在するものすべてに神が宿っており、「お天道様は常に見ている」という感覚のもと、悪いことをしてはならないという風土がありました。

しかし、いわゆる「宗教」というものが登場すると、この状況が変わっていきます。

特に西洋では、特別な誰か、あるいはその人の遺した教えがすべてであって、それに従わないものは死んでからも災難に遭う、というような思想が出来上がってしまいます。

古代から中世の戦争の大きな一因は、こうした宗教的な対立にありました。

翻って現代ではどうでしょうか。

「この商品が素晴らしい」「この人には特別な力がある」というだけなら、他の人に何の害も及びません。

しかし、「だからこの商品を広めたい」「この人の言葉や教えを広めたい」となると話は別です。

特定の物や思想、あるいは人に縛られた考えは、周囲から見るとバランス感覚に欠ける非常に危ういものです。

だから、周囲の人達はよく考えるように諭しますが、その人は聞く耳を持ちません。

そうです。

実質的には宗教と何ら変わらないのです。

自分の足で立って歩く勇気を持つ

確かに、同じ対象を信奉する人たちの集団の中にいると世界が変わったように感じるかもしれません。

しかし、その集団の中にいるのはどんなに多く見積もっても数千人規模でしかありません。

そして、その中で自分が真摯に関わることのできるのは、20〜30人が限界でしょう。学校のクラスが30〜40人程度であるのはそのためです。

でも、それってあなたを成長させる環境なのでしょうか。

同じ対象を信奉する、それは、あなたの価値観を固定してしまうことです。

私たちは生きている限り成長し続けます。

身体的にではありません。精神・心の面においてです。

ただし、それは成長に合わせて自らの環境が変わっていくからこそ可能になります。同じところに留まっていては成長はありえません。

環境が変わっていくのは、自分が試されていることともいえます。

だからこそ、あなた自身が成長し輝くことのできるチャンスになるのです。