「カウンセラー・セラピストの技量に惑わされるな」

というお話をしました。

例えば、占いの中で有名なタロットカード。

同じカードについて学んでいるはずなのに、その解釈は占い師によって異なります。

ある占い師はプラスに解釈していても、別の占い師はマイナスに解釈しているということはザラにあります。

挙句の果てには、クライアントに解釈させるというとんでもない占い師までいます。

ある占い師は今の会社はあなたに合わないと言っているのに、別の占い師は、今の会社に居続ければ近い将来状況が良くなると言う。

一体何を信じればいいのか、分からなくなってしまいます。

依存ばかりでは前に進まない

占いやスピリチュアルは、依存を生み出します。

特に経営者などが占いに頼ることがあるという話を聞きますが、なにか重要な判断を迫られているとき、自分では判断できないから占いに頼ります。

でも、占いに頼って判断する経営者が上手く会社を経営できるとは思えません。

なぜなら、本当に成功している経営者は、最後には自分で判断する精神的な強さを持っているからです。

精神的な強さを持つためのきっかけの一つとして、占いに頼ることはあるかもしれません。

しかし、依存している経営者で成功している人を私は知りません。

適切な「依存」ということも、もちろんあります。

例えば、自分が何も知らないことについて学ぶときは、信頼できる学校や指導者に師事して一から学ぶのは、適切な「依存」です。

基礎をしっかりと学んだ上でなければ、専門家として自立していくことは難しいですから、その足場を作るために「依存」することは重要です。

ところが、自分が一体何をしたいのか、自分がどのような環境を選びたいのか、自分の頭で脳みそに汗をかいて考え抜くこともせずに、占いなどに依存する。

そうして失敗してしまったときに、アドバイスした占い師に対して

「あの占い師の言っているどおりにしたのに、上手くいかなかった」

と、その占い師のせいにして、自分の努力の足りなさを全く省みようとしません。

あなたの人生は止まったままです。

依存から抜け出すために

私はいつも言っています。

「自分自身の心と向き合わなければ、人生は前に進まない」

誰かに占ってもらったり、診断してもらったり、そんなことに意味はありません。

「あなたは◯◯のタイプです」

それはあなたのほんの一面でしかありません。日々変化している私たちを「タイプ」に当てはめて考えること自体が傲慢なことです。

「自分の知らない自分がいる」

「【自分】という枠から飛び出している自分」

そんなことは当たり前です。

「あの人はこういう人です」という確固たる定義づけをすることは不可能です。

変化することが当然なのですから。

自分や他人に「レッテル貼り」をするよりも、今この瞬間のあなた自身の心と向き合うことのほうが何万倍も重要です。

私がお伝えしているのは、成長し続けるため自分自身を客観的に見つめ直すための「知恵」です。