法律問題を解決することでも、その人の人生を良くすることに貢献することは出来ます。

ただし、それは「その事件限り」の一過性のものでしかないということもまた事実です。

「心理カウンセリングを通じて、その人の人生を良くすることに貢献したい」

そんな思いが私の中に湧き上がってきました。

まずは自分が体験してみること

それまで私は自分の通っていた団体のやり方しか知らず、世間において、一般的に「心理カウンセリング」というものがどう思われているのかさえ検討もつきませんでした。

自分は体験して知っているのは、1つの団体が行っている心理カウンセリングであり、それ以外を知りませんでした。

「自分のやり方を見つけるには、いろんなものを経験しなければ」

そう私は思い、他の手法でカウンセリングをしている方の元へ、相談者として行くことにしました。

彼らの良い部分、悪い部分、私が相談者であった経験があるからこそ分かることを整理していきます。

ただ、どうしても満足できなかったのは、カウンセリングを受けている様子を録音したりすることができなかったので、自分の記憶しか頼れないということです。

その瞬間は素晴らしいと萌えた部分でも、やはり時間が経っていると忘れていることも多く、効率的とはいえませんでした。

 

私は、人からの紹介でカウンセリングをお願いする先生を選んでいたこともありましたが、ネットで調べて「この先生は良さそうだな」と思った方のところへ行くことのほうが多かったように思います。

彼らのホームページやブログを見てからカウンセリングに行くのですが、そこに書かれている内容から想像できる人柄と、実際に会ってみた印象とが食い違うことも多く、時には不信感さえ抱くこともありました。

「情報の発信の仕方を考えなければならないな」

そう思って調べたのが、起業に関することでした。

自分のことを全く分かっていない自分

起業に関するセミナーは様々な場所で行われており、「こんなセミナーがあったんだ」と私は起業に関することを勉強するようになります。

そうしたセミナーを回っていると同じ顔に出くわすことも多くなり、次第に親しくなっていくと、様々な情報を教えてもらえるようになります。

その情報の中にあったのが、ある人の主宰する「起業塾」というものでした。起業を目指すサラリーマンを対象に「家族を大切にする」というコンセプトに惹かれ、参加することに決めました。

その塾で行う課題をこなすのですが、まず最初に行ったのが「自分史の振り返り」でした。400以上ある質問に対する答えを紙に書いていきます。

私は以前にも同じような内容をワークブックで体験したことがあるので

「また同じようなことをするのかな」

と思い取り組み始めたのですが、見る角度が違うと、案外答えられないことが多くて私自身も驚きました。

起業塾では、他にマーケティングの基礎や商品の作り方なども学びましたが、どれも全く身につかないまま3ヶ月という講座の期間はあっという間に過ぎました。

「自分がやりたいことは分かっているはずなのに・・・」

私は途方に暮れていました。